余命3000文字

こんにちはるりです。今日は「余命3000文字」という本を紹介したいと思います。

本紹介

どんな本?

この本は短編小説集となっていて、全部で26個の物語が載っています。
短編小説といっても、6ページほどのとても短いものから16ページとお話によってその長さはバラバラです。とはいっても16ページも普通の小説に比べたら十分に短いですが…
そしてこの本「小説家になろう」というサイトにて第1位(年間純文学【文学】ランキング 2020年8月26日)を獲得しているのです!

作者プロフィール

名前:村崎羯諦(むらさきぎゃてい)
1994年、熊本県生まれ
小説投稿サイト「小説家になろう」にて短編小説の投稿を中心に活動を行う。

あらすじ

今回は、本の題名になっている「余命3000文字」のあらすじを紹介します。

俺は医者から突然、余命が3000文字と宣言された。耳を疑ったが医者は同じことを繰り返すだけだった。治療法は無く、対策はあると言われたが…

感想

この本は、どの物語も今まで僕が読んだことのない斬新なストーリーでした。
村崎さんの
まず、余命が年数ではなく文字数という前代未聞の設定から始まります。そして余命3000文字以外にもなぜか彼氏がサバ缶になったり、流れ星になるお仕事があったりとか…
他の小説と違い、物語を理解することをあきらめた方が楽しめる物語もあります。

この本の良いところは、何よりも短い時間で楽しめるところだと思います。
たった5分、10分程度で異世界へ飛ばされたような感覚に陥ることができるのはとても素晴らしいと思いませんか?

今回は単行本化されたお話でしたが、村崎さんは現在もサイトにて短編小説を投稿されています。
僕もほかの小説を読んでみましたが、やはりどのお話も独特の世界線で書かれていて読めば読むほど惹かれます。

小説家になろうのサイトで見れますので、よかったら一度読んでみてください。
小説家になろう村崎羯諦

それではまた。

Twitter
YouTube

コメント